【この記事を書いている人】
激務すぎる病棟で病み、うつ病に。
看護師として復職はもうないな‥と退職したものの、なんだかんだで看護師歴12年目に突入。
クリニック、派遣ナース、添乗ナース、ヨガ講師、鍼灸師助手、バリスタ等々やってきた人。
激務や残務で帰れない・いじめ・安い給料‥ そんな看護師ライフに疲れたみなさんへ。
看護師の働きかたは無限にあるのです。どうか看護師を辞める前に、働きかた変えてみてください。
今回は、夜勤の勤務中に眠くなってしまった場合の眠さ対策について書いていきます。
筆者は2交代勤務だったので、16時間夜勤を毎回こなしていました。
仮眠は23時~5時の間で2時間ずつを看護師3人でまわしていたのですが
一番初めに仮眠休憩に入ると、後半とてつもなく長いんですよね。
さらに明け方になると、もうどうしようもない眠気に襲われることが度々ありました。
今回は、夜勤中に襲われる眠気をどうにかして払いたい方に向けて書いています。
夜勤中にできる眠気対策を知りたい方、必見です。
勤務中にする眠さ対策
仮眠で十分休めれば、けっこう夜勤を乗り切れたりするものですが
それでも人間なので眠くなることはあります。
そんな場合の勤務中にできる対策をお伝えします。
1分間の瞑想をする
めいそうって書きましたが、要するに目を閉じて何も考えない時間を1分でいいのでとってください。
姿勢が正しければ、座るでも、立ったままでもいいです。
思った以上に効果は大きく、仮眠時間が過ぎてもまだ眠いときに行うとスッキリします。
ただし、本気で眠いときにやるとそのまま入眠してしまう可能性があります(笑)。
タイマーをかけるなり、しっかり時間を決めて試してくださいね。
所々で空いた時間に数秒間でも目を閉じる癖をつけてもいいです。
筆者は夜間のトイレ介助中、用が済むのを
トイレの外で待っているときによく行っていました。
ストレッチをする
夜勤は受け持ち人数が多いです。
すると看護記録などの入力が多く、デスクワークが多くなります。
ずっと座って動かないでいると、目が疲れてきますし、眠くなってきます。
そんな時はだいたい副交感神経が優位になっているので、体を動かし交感神経を刺激するといいです。
少し運動するだけで血行が良くなり、脳がリフレッシュします。
5秒間のその場ダッシュもオススメです。
ひとりでやるのはちょっと勇気がいるので(笑)、
仲のいい夜勤スタッフがいるとき試してみてください。
夜間なのでしずかに行ってくださいね。
凝り固まった肩凝りや腰痛については、こちらの記事でも書いています。
体を冷やす
アイスノンや冷たいタオルをあてて、首もとを冷やしてみましょう。
肩や首など頭部の近くには冷感センサーがあり、刺激によって交感神経が作用するので目が覚めます。
また、アロマオイルのペパーミントなどメントールが含まれるクリームを塗るのもいいです。
清涼感によって眠気を覚まします。
カフェインを摂取する
覚醒作用のあるカフェインの力を借りましょう。
効果が出始めるのは15~30分ほどで、数時間続きます。
カフェインを含む飲み物には、コーヒー・紅茶・緑茶・エナジードリンクなどがありますが
特におすすめなのが、緑茶の一種である玉露です。
ほかの飲み物に比べてカフェイン量が最も多いので、眠気を覚ます効果が高いです。
飲みすぎるとカフェイン中毒になってしまうので、1日1~2杯に抑え、摂りすぎないようにしましょう。
堅いせんべいを食べる
堅ければなんでもいいのですが、手に入りやすいので、おせんべいがおすすめです。
あごを使ってよく噛むことで、物理的な刺激で眠気が覚めるからです。
筆者も夜勤中によくやっていたのですが、物理的な刺激を受けるので、結構目が覚めます。
仮眠から起きてすぐ食べて覚醒を促すこともよくしていました。
堅いのを売りにしているおせんべいがベストです。
以前、夜勤中の食事について書いていますが、間食におせんべいもおすすめですね。
ぜひ仮眠後に試してみてください。
それでもつらいと感じたら
今回ご紹介した内容は、実際に筆者が行ってきた方法ですが
そもそも仮眠時間がとれなかったり、夜勤の業務内容がきつかったり、、
そんな職場環境なのであれば、転職を考えるのも手です。
公立病院の病棟で、激務に心身を病み、うつ病。
次のあてもなく退職を選んだ筆者。
もう看護師なんて辞めて緑マークのカフェでバイトでもするか‥と思っていた矢先
母校の恩師に泣きつきに行ったことがきっかけで、看護学校の実習指導の道へ進むことになりました。
病棟勤務が6年過ぎたころのお話です。
看護師辞めたいほど激務に追われていた筆者でしたが、看護師の働きかたは多岐に渡ってることを経験しました。
。
うつ病になりやすい性格は、真面目で完璧主義に多いと言われています。
自分はそんなんじゃない!と我慢していると、突然仕事に行けなくなるほど気力がなくなってしまうことも。
そうなる前に、今の状況を変えることも視野に入れてみましょう。
看護師の働きかたは無限にある
看護師はある程度の知識と技術を積んでいれば、必要とされる転職先はたくさんあります。
心身を病んで退職し、こんりんざい看護師なんて復職しないと思っていた筆者が
なんだかんだで今でも看護師を続けられているのは
看護師の働きかたの選択肢が幅広くあったからに他なりません。
もし現在、辛い思いをしていたら
看護師求人サイトに登録してコンサルタントに自分の望む働きかたを伝えてみてください。
このサイトで紹介しきれないくらい、看護師の働きかたは多岐にわたっています。
看護師転職のプロが、きっと理想の働きかたを提案してくれます。
限りある時間を有効に使おう
ここでご紹介する転職エージェントはどれも無料で利用できます。
自分に合う求人をひたすら探して貴重な時間を費やすより
豊富な情報を保有しているコンサルタントから
自分にマッチした求人情報をもらうほうが、時間を有効に使えますよね。
その分、浮いた時間は趣味や睡眠、やりたいことに回せたほうが良いに決まっています。
直接は聞きにくい給与や休日
よくあるのが、転職先の面接で給与や有給取得などについて聞きづらい、といった悩みです。
聞きたいことが聞けないまま採用が決まり、
実際に働き始めたら思っていたのと待遇が違った‥なんていう残念な転職なんて、誰もしたくありませんよね。
コンサルタントを介して転職活動を行えば、そんな心配から無縁になります。
直接聞きにくいことを代行してすべて聞いてくれるので、納得して面接に臨むことが出来るのです。
もちろん施設見学や面接のセッティングもしてくれます。
言い回しを考えて聞きたいことを聞き出すなんてしなくていいので
自分自身で転職活動を行うより効率がいいですね。
複数の登録が断然おすすめ
転職サイトは複数登録すると、転職先の選択肢の比較ができるのでオススメです。
サイトによって得意な地域やジャンルがあり、扱う案件が異なるからです。
また、これは非常に大切なことなのですが
エージェントの交渉次第では、同じ案件でも給料で差がでることがあります。
たとえば時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってくるので、ここはとても重要な部分です。
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まとめ
この記事のまとめ
夜勤中に眠くなったら、以下の5つの方法を試してみてください。
・瞑想
・ストレッチ
・体を冷却
・カフェイン
・堅いおせんべいを食べる
今回は、夜勤中に眠くなってしまったときにできる眠気対策についてお伝えしました。
眠気対策に必要なのは、結局のところ【刺激】です。
眠気は自律神経の副交感神経が優位になっている状態なので
交感神経が優位になるよう刺激を与えると良いです。
今回お伝えした方法で、皆さんの夜勤中の眠気が払えたら良いなと思います。
皆さんの体力が不要に消耗しない、無理のない夜勤が過ごせますように。
看護師は、責任感が強くまじめな人が多いです。
そんな性格だから看護師を志した、と言っても過言ではありません。
それは、イコールうつ病になりやすいとも言えます。
プライベートでしっかりセルフケアをして、不調にならないように意識するしかないです。
筆者はうつ病になりましたが、転職して現在は元気に看護師を続けています。
そうなれたのは、看護師の働きかたが多岐に渡っていたからです。
現在、職場に不満を持つ看護師の皆さんにも、合う働きかたが必ずあるはずです。
もし今の職場環境に不満があって、心身を病ませるくらいなら転職したほうが身のためです。
合う働きかたさえ手に入れれば、余計なストレスを感じることなく、頑張って取得した国家資格を活かして生きていけます。
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あなたに合った働きかたが、見つかりますように。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。