【この記事を書いてる人】
二交代勤務や夜勤専従をこなしてきた(元)バリバリ系病棟ナース。
26歳で多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断。(当時の生理は年に6回!)
ホルモン内服療法は自己中断したコンプライアンス低めの元うつ女子。
ジャンクフードや乱れた食生活をこよなく愛する(元)不健康代表。
30代になりいよいよ焦り、徹底的な生活習慣の改善で生理を整え見事に自然妊娠・出産。
そんな経験と科学的根拠をもとに記事を書いています。
「ごはんも砂糖も同じ糖質だし、お菓子を食べる代わりにごはんを抜いたら良いのでは?」
たしかに同じ糖質なら、どちらを選んでも良いような気がします。
でも、体に悪そうな気もしますよね。
結果から言うと、『ごはんはお菓子の代わりにはならない』んです。
・お菓子がごはんの代用にはならないのは、糖の吸収スピードがちがうから
— ナース)よもぎちゃん (@yomogi_chanco) December 7, 2023
・糖質が不足すると副腎疲労を招くので、糖質カットは避けよう
・お菓子の誘惑から逃れるには、歯磨きして・周囲に宣言して・視野に入れないことが大事#PCOShttps://t.co/m0rTur8ZH4
詳しく解説していきます。
ご飯と砂糖。同じ糖質なら、どちらを食べても同じでは?
糖質の種類が異なる
ごはんも砂糖も同じ糖質。同じなら、今日はごはんを抜いてお菓子を食べたい。
そう思うときってありませんか?
でも、実は同じじゃないんです。
ごはんと砂糖では糖質の種類が異なるんです。
ごはんは「多糖類」、砂糖は「二糖類」。
ちなみにお菓子のラムネに含まれているブドウ糖は「単糖類」です。
それぞれ糖が何個ずつつなぎ合っているのかで分けられています。
糖質の種類はこれ以外にもありますが、今回は糖質の基本であるこれら三つについて解説していきます。
構造がシンプルなほど、血糖を上げやすい
糖は作りがシンプルなほど、分解しやすい特徴があります。
分解しやすいとは、イコール血中に吸収しやすい。つまり血糖を上げやすいということです。
糖が1つの単糖類と呼ばれる糖質はブドウ糖が有名です。
すぐに吸収され血糖が上がりやすい特徴から、低血糖時に使用されています。
次に二糖類。糖が2つつながっている構造で、砂糖がこれです。
次に多糖類。糖が多数つながる構造のことで、白米がこれです。
作りがシンプルなほど分解しやすく吸収しやすいと説明しましたが、
逆に言うと糖のつながりが多くなるにつれ、分解に時間がかかるので吸収がゆっくりになります。
たしかにごはんのほうが、お菓子よりも腹持ちがいいです。
吸収が穏やかなので、ご飯のほうが砂糖より血糖が上がりにくいということなんですね。
お米は体にとって必要なエネルギー源と言われる所以はここにあります。
腹持ちのよさは、糖の分解スピードの違いによるものでした。
お菓子はごはんの代用にはならないのですね。
同じ糖質だからといって、主食のご飯を抜いてお菓子を食べていた頃の自分に言い聞かせてあげたいです。
かと言って糖質カットはオススメしません
じゃあいっそ、糖質カットだ!と思う人もいるかもしれません。
一時、糖質カットが大流行したことがありましたが、残念ながらオススメできません。
糖質カットは副腎疲労を招くのです。
副腎とは低血糖時に血糖を上げるホルモンを放出する臓器です。
糖質カットすると、糖が体から不足した状態が続きます。
不足した分をホルモンを分泌して補おうと、副腎は働きます。
そうすることで、副腎が疲弊してしまうのです。
本来、副腎はストレスを受けたときにホルモンを放出してストレスを緩和してくれる働きがあるのですが
疲弊することで本来の働きができなくなってしまいます。
そもそもこのストレスが多い現代において、副腎はもともと疲弊している人が多いのです。
交代勤務で不規則・ストレスフルなナースには特にです。
副腎を疲労させることは、ストレス耐性が崩壊してしまうことにつながりかねません。
何事もバランスです。
糖質・タンパク質・脂質のバランスよく食事を摂り、健康的で長続きする方法をオススメします。
極端な方法やかたよった道では、いつかリバウンドを起こす可能性も大きいですしね。
周囲の誘惑からどうやって逃れましょう
あまりお菓子を食べないようにしたい。
でも職場の休憩室にはいつも誰かしらの美味しそうな差し入れやお土産のお菓子が常備されている‥
お菓子がよくないのは分かっているけど、誘惑にいつも負けちゃう‥
お菓子が好きな人にとって、誘惑が目前にある中で食べないって、かなり強い信念が必要です。
そこで、誘惑から逃れる方法をご紹介していきます。
歯磨きをする
一番手っ取り早くできるのが、歯磨きです。
しかも、できるだけ時間をかけて丁寧に歯を磨きましょう。
できれば清涼感のあるミント系の歯磨き粉を使うと良いですよ。
歯を磨いてしまえば、そのあとに食べる気にはなれません。ミントの香りがあれば尚更です。
デンタルフロスも併用して、徹底的にデンタルケアにいそしんでください。
歯もきれいになるしお菓子の誘惑からも逃れられ、一石二鳥ですよ。
周囲に宣言する
お菓子をしばらく断つことにしていると他のスタッフに宣言します。
これは人間関係が良好がどうかによりますが、宣言できる場合は効果が期待できます。
ここで理由を聞かれた場合、正直に話すかどうかは本人次第です。
筆者はプライベートな問題まで話すことになってしまうので、最近食べ過ぎちゃって‥とやんわり言っていました。
宣言しておけば、周囲も理解してくれるのでお菓子を勧めてくれることも無くなります。
逆に、うっかり食べてしまったときに「辞めてたんじゃないの?」なんてつっこんでくれることもあります。
見張りじゃないですが、誘惑に負けそうになったときのブレーキになってくれるかも?しれません。
視界にお菓子を入れない
視界に大好きなお菓子が入っているのに、食べられない‥
これは非常にストレスです。
スタッフがみんな食べている中で、自分だけ食べないでいるのって、なんだか居心地悪いですよね。
他のスタッフに気を遣わせてしまいますし、できたらそういう場に立ち会わない方がいいです。
視界にお菓子を入れないようにしましょう。
可能なら、他の場所で休憩するのがベスト。
お菓子などの誘惑から解放され、ゆっくり過ごせる場所を見つけましょう。
車通勤の方は車内で過ごすのもオススメ。
しかしこの方法はおかれた環境によりどうしようもない場合もあるので、
どうしても休憩室しか居場所がない!って場合は、自分で自分の居場所を作るしかないです。
イヤホンをつけて自分の好きな音楽を流してみたり、なるべく視界にお菓子が入らないよう工夫してみましょう。
その場合は、他のスタッフに「瞑想したいのでイヤホンつけてもいいですか?」と一声かけるとスマートです。
私たちの会話に入りたくないのかしら?なんて悪く受け取られてしまう場合もあるからです。
それでもつらいと感じたら
ここまで、ごはんはお菓子の代わりにはならないことを説明してきました。
しかし、筆者にとってお菓子は、ストレス発散にうってつけの頼れる存在でした。
お菓子をやめたら、たまったストレスはどうしたら?
てっとり早くて身近にいてくれる救世主を失うなんてできない‥!!
そんなことまで考えてしまいますよね。
しかし、そのストレス、職場が原因という可能性はありませんか?
業務量が多すぎる、明らかにマンパワー不足、給与が安すぎる、人間関係がオワコン‥
働く環境が悪いと、そこで働く人たちの性格もギスギスしがちです。
働く環境は自分で変えるというのは労力が要りますし、難しい一面もあります。
そんな職場環境なのであれば、転職を検討しましょう。
筆者は病棟の激務に心身を病み、PCOSだけじゃなく、うつ病も発症しました。
次のあてもなく退職し、看護師なんて辞めて緑マークのカフェでバイトでもするか‥と思っていた矢先
母校の恩師に泣きつきに行ったことがきっかけで、看護学校の実習指導の道へ進むことになりました。
病棟勤務が6年過ぎたころのお話です。
看護師辞めたいほど激務に追われていた筆者でしたが、看護師の働きかたは多岐に渡ってることを経験しました。
うつ病になりやすい性格は、真面目で完璧主義に多いと言われています。
自分はそんなんじゃない!と我慢していると、突然仕事に行けなくなるほど気力がなくなってしまうことも。
そうなる前に、今の状況を変えることも視野に入れてみましょう。
看護師の働きかたは無限にある
看護師はある程度の知識と技術を積んでいれば必要とされる転職先はたくさんあります。
心身を病んで退職し、こんりんざい看護師なんて復職しないと思っていた筆者が
なんだかんだで今でも看護師を続けられているのは
看護師の働きかたの選択肢が幅広くあったからに他なりません。
もし現在、辛い思いをしていたら
看護師求人サイトに登録してコンサルタントに自分の望む働きかたを伝えてみてください。
このサイトで紹介しきれないくらい、看護師の働きかたは多岐にわたっています。
看護師転職のプロが、きっと理想の働きかたを提案してくれます。
限りある時間を有効に使おう
ここでご紹介する転職エージェントはどれも無料で利用できます。
自分に合う求人をひたすら探して貴重な時間を費やすより
豊富な情報を保有しているコンサルタントから
自分にマッチした求人情報をもらうほうが時間を有効に使えますよね。
その分、浮いた時間は趣味や睡眠、やりたいことに回せたほうが良いに決まっています。
直接は聞きにくい給与や休日
よくあるのが、転職先の面接で給与や有給取得などについて聞きづらいという悩みです。
聞きたいことが聞けないまま採用が決まり、
実際に働き始めたら思っていたのと待遇が違った‥なんていう残念な転職なんて、誰もしたくありませんよね。
コンサルタントを介して転職活動を行えば、そんな心配から無縁になります。
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自分自身で転職活動を行うより効率がいいですね。
複数の登録が断然おすすめ
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サイトによって得意な地域やジャンルがあり、扱う案件が異なるからです。
また、これは非常に大切なことなのですが
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まとめ
この記事のまとめ
・お菓子がごはんの代用にはならないのは、糖の吸収スピードがちがうから
・糖質が不足すると副腎疲労を招くので、糖質カットは避けよう
・お菓子の誘惑から逃れるには、歯磨きして・周囲に宣言して・視野に入れないことが大事
今回は、ごはんとお菓子の糖質の違い、そしてお菓子の誘惑から逃れる方法についてお伝えしました。
ご飯も甘いお菓子も同じ糖質。ならお菓子を食べたぶん、ごはんを食べなければプラマイゼロ!
そう思う人は多いです。
実際に筆者もそう考えて、実際にそうしていました。
しかしお菓子はごはんの代用にはならないんですね。
糖の吸収のスピードが異なるから、血糖の上がりもちがう
PCOSがある方は血糖の急上昇は避けたいです。
その理由を知っていれば、お菓子の食べ方にも変化が起こるのではないでしょうか。
お菓子の誘惑から逃れる方法も併用し、余分な糖質をとらないようにしてみてくださいね。
看護師は責任感が強くまじめな人が多いです。
そんな性格だから看護師を志した、と言っても過言ではありません。
まじめな性格は、真向からストレスを受けやすいです。
ストレスは万病のもと。
PCOSがある場合はなおさらです。
筆者はうつ病にまでなりましたが、転職して現在は元気に看護師を続けています。
そうなれたのは、看護師の働きかたが多岐に渡っていたからです。
現在、職場に不満を持つ看護師の皆さんにも、合う働きかたが必ずあるはずです。
もし今の職場環境に不満があって、心身を病ませるくらいなら転職したほうが身のためです。
個人的にオススメなのはジョブデポ看護師です。
ここでは
・大手でコンサルタントが優秀
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常勤として働きたい看護師の方にはナースJJがオススメです。
あなたに合った働きかたが、見つかりますように。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。