【この記事を書いてる人】
二交代勤務や夜勤専従をこなしてきた(元)バリバリ系病棟ナース。
26歳で多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断。(当時の生理は年に6回!)
ホルモン内服療法は自己中断したコンプライアンス低めの元うつ女子。
ジャンクフードや乱れた食生活をこよなく愛する(元)不健康代表。
30代になりいよいよ焦り、徹底的な生活習慣の改善で生理を整え見事に自然妊娠・出産。
そんな経験と科学的根拠をもとに記事を書いています。
「彼氏にフラれてショックを受けていたら生理が遅れた」
「ダイエットで1カ月で5キロ減に成功したけど生理が止まった」
妊娠の可能性がないのに生理がこない経験、ありませんか?
生理不順はさまざまな原因でなりやすいのですが、その中に排卵障害というものがあります。
この記事では、排卵障害の原因の中でも病的なものをご紹介していきます。
排卵障害の病的な原因とは
排卵障害を起こす原因には、主に病的原因と全身状態による原因の2つがあります。
ここでは、病的原因で主要なものについてご紹介していきます。
排卵障害の病的な原因は以下の4つがあります。
・中枢性排卵障害
・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
・高プロラクチン血症
・卵巣性排卵障害
中枢性排卵障害
排卵の大元は、脳の視床下部から分泌されるホルモンによって起こります。
しかし無理なダイエットや強いストレスを受けることで
脳の視床下部からのホルモンが分泌されなくなってしまいます。
短期間で激痩せしたり、精神的なストレスを受けて生理が止まってしまった‥
なんて経験がある方もいるのではないでしょうか。
これは、排卵障害のなかで最も多い原因とされています。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
生理のある女性のうち10人に1人がPCOSと言われています。
ちなみに筆者も26歳でこの診断を受けました。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、下記をすべて満たしている状態を指します。
・月経異常
・卵巣の多嚢胞性腫大(1側卵巣に2〜9mmの卵胞が10個以上)
・血中男性ホルモン(アンドロゲン)高値、またはLH高値/FSH正常
引用元:メディカルノート
月経異常
排卵されないことで、無月経や生理が長期間こない月経異常が起こります。
ちなみにPCOSと診断された頃の筆者は、2か月~半年おきの周期でした。
卵巣の多嚢胞性腫大
卵巣内に複数の卵胞ができている状態で、超音波検査で確認できます。
血中男性ホルモン(アンドロゲン)高値、またはLH高値/FSH正常
血中の男性ホルモンが高く、個人差はありますが多毛やニキビなどの男性ホルモンによる症状が出る人もいます。
しかし日本人には少なく、全体の20%程度です。
2007年と2017年において、世界でのPCOS発症率,患発生率を調査した結果
最も発症や発生率が高い国の一つに日本が含まれていました。
(他エクアドル、ペルー、ボリビア、バミューダ)
近年では、このPCOSは世界的にも年々増加傾向にあるそうです。
参考:市場調査レポート
排卵されない状態なので不妊の原因にもなります。
原因が明らかになっておらず、根本的な治療方法は確立されていません。
妊娠出産を望む場合は医療機関で薬による内服療法をうけますが、
インスリン抵抗性を併発している人の場合、生活習慣の改善で妊娠出産できた症例も多数あります。
高プロラクチン血症
脳下垂体から分泌されるホルモンにプロラクチンがあります。
本来なら出産や授乳中に多く分泌されるのですが、そうでないときに数値が高くなってしまう病態です。
PCOSにかかっている方では、10~30%の人が高プロラクチン血症を併発すると言われています。
この病的要因としてもっとも多いとされているのが脳の下垂体にできる良性腫瘍のプロラクチノーマ。
状態によっては手術が必要な場合もあります。
卵巣性排卵障害
卵巣性排卵障害とは、卵巣に卵子がない状態のことをいいます。
男性の無精子症に相当し、いうなれば無卵子症です。
卵子の数は生まれたときから決まっているため、無卵子症は先天的にない状態といえます。
この場合、他人から卵子の提供を受けなければ妊娠することができません。
生理を整えるためにできること
いかがでしたでしょうか。
心当たりがある方は、まずは医療機関の受診をしましょう。
一時的なストレスによる場合は、その原因となっているストレスの緩和がなによりの治療です。
なるべくストレスをため込まないよう工夫し、規則正しい毎日を送ることで排卵をとりもどしましょう。
規則正しいとは、バランスのとれた三度の食事と十分な睡眠時間、適度な運動があることです。
多嚢胞性卵巣症候群PCOSについては、インスリン抵抗性がある場合、自力で改善できる奨励も報告されています。
実際にPCOSと診断された筆者が取り組んだ内容なので気になる方は読んでください。
排卵障害には病的原因と全身状態による原因がある
生理は女性の健康の指標を示します。
生理不順を起こしている場合、その原因について知りたいですよね。
生理不順は、様々な要因により起こります。
今回は、その要因の中のひとつ、脳や卵巣による病的な排卵障害についてご紹介しました。
しかし排卵障害には全身状態が原因で起きることもあります。
不規則な生活習慣を送るナースに多いとされる排卵障害。
不規則な生活や肥満、冷えなどでも排卵障害は起こることがあるのです。
看護師の働きかたは無限にある
過剰なストレスを受けて生理不順を起こす看護師は多いです。
妊娠・出産を望む場合、過剰なストレスは妊活を妨げる要因となります。
すでに現在の職場環境や人間関係でストレスを感じて生理不順を起こしている場合、転職も検討したほうがいいかもしれません。
看護師はある程度の知識と技術を積んでいれば必要とされる転職先はたくさんあります。
心身を病んで退職し、こんりんざい看護師なんて復職しないと思っていた筆者が
なんだかんだで今でも看護師を続けられているのは
看護師の働きかたの選択肢が幅広くあったからに他なりません。
もし現在、辛い思いをしていたら
看護師求人サイトに登録してコンサルタントに自分の望む働きかたを伝えてみてください。
このサイトで紹介しきれないくらい、看護師の働きかたは多岐にわたっています。
看護師転職のプロが、きっと理想の働きかたを提案してくれます。
限りある時間を有効に使おう
ここでご紹介する転職エージェントはどれも無料で利用できます。
自分に合う求人をひたすら探して貴重な時間を費やすより
豊富な情報を保有しているコンサルタントから
自分にマッチした求人情報をもらうほうが時間を有効に使えますよね。
その分、浮いた時間は趣味や睡眠、やりたいことに回せたほうが良いに決まっています。
直接は聞きにくい給与や休日
よくあるのが、転職先の面接で給与や有給取得などについて聞きづらいという悩みです。
聞きたいことが聞けないまま採用が決まり、
実際に働き始めたら思っていたのと待遇が違った‥なんていう残念な転職なんて、誰もしたくありませんよね。
コンサルタントを介して転職活動を行えば、そんな心配から無縁になります。
直接聞きにくいことを代行してすべて聞いてくれるので、納得して面接に臨むことが出来るのです。
もちろん施設見学や面接のセッティングもしてくれます。
言い回しを考えて聞きたいことを聞き出すなんてしなくていいので
自分自身で転職活動を行うより効率がいいですね。
複数の登録が断然おすすめ
転職サイトは複数登録すると、転職先の選択肢の比較ができるのでオススメです。
サイトによって得意な地域やジャンルがあり、扱う案件が異なるからです。
また、これは非常に大切なことなのですが
エージェントの交渉次第では、同じ案件でも給料で差がでることがあります。
たとえば時給が100円上がっただけで月収が1万円以上上がります。
ここはとても重要な部分ですよね。
絶対に登録しておきたい看護師の転職エージェント
おすすめの転職エージェントをご紹介します。
①ジョブデポ看護師
あなたの”理想の職場”が見つかる!【ジョブデポ看護師】
②ナースJJ
年間44万人が利用する看護師転職サイト『ナースJJ』
③ナースではたらこ
東京近郊の看護師求人は【ナースではたらこ】
これら転職サイトは大手のためエージェントがしっかりサポートしてくれて安心できます。
複数登録することで、好待遇の案件を獲得する可能性が上がるのでおススメです。
①ジョブデポ看護師
ジョブデポ看護師は日本最大級の看護師転職サイトです。
希望条件を専任のコンサルタントに伝えるだけで、スムーズに求人情報を紹介してくれます。
①大手の看護師転職サイトで安心
②専任コンサルタントが給与交渉にあたってくれる
③非公開求人が多数
④対応がスピーディー
②ナースJJ
ナースJJは実際に入職した看護師の意見を集め、転職に活かしています。
経験豊富なコンサルタントに希望を伝えると、豊富な内部情報の中から希望にあった求人を紹介してくれます。
①非公開求人がある
②看護師の口コミの内部情報が豊富
③転職後の職場レポート提出で報酬あり
④担当コンサルタントが給与・休日交渉してくれる
③ナースではたらこ
「はたらこねっと」「バイトル」でおなじみの上場企業(東証一部)ディップ株式会社が運営しています。
日本最大級の医療求人情報を掲載しており、看護師の利用満足度で1位を獲得しています。
①登録者限定で非公開求人の紹介がある
②看護師人材紹介「満足度No.1」※調査機関:楽天リサーチ2015年4月(20〜40代)
③東京近郊に強い
④東証一部上場企業の老舗なのでセキュリティ面も安心
クリックするとすぐ登録フォーム入力の流れになるので、時間に余裕があるうちに登録を済ませちゃいましょう!
本人確認のため連絡がきますが、ラインでも可能な場合があるので便利です。
まとめ
この記事のまとめ
排卵障害を起こす病的な原因には以下の4つがある
・中枢性排卵障害
・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
・高プロラクチン血症
・卵巣性排卵障害
心当たりのある方は、まずは医療機関の受診を。
医師の診断を受けて、できる治療を受けましょう。
過剰なストレスやダイエットが原因だった場合は、その改善から。
過剰なストレスは不調の原因ですよね。
しっかりセルフケアをして、不調にならないように意識するしかないです。
筆者はうつ病になりましたが、転職して現在は元気に看護師を続けています。
そうなれたのは、看護師の働きかたが多岐に渡っていたからです。
現在、職場に不満を持つ看護師の皆さんにも、合う働きかたが必ずあるはずです。
もし今の職場環境に不満があって、心身を病ませるくらいなら転職したほうが身のためです。
個人的にオススメなのはジョブデポ看護師です。
ここでは
・大手でコンサルタントが優秀
・非公開求人が多い
・特に若い看護師におススメ
という点と、実際に利用した経験から、看護師に寄り添ったコンサルをしてくれます。
常勤として働きたい看護師の方にはナースJJがオススメです。
あなたに合った働きかたが、見つかりますように。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。